鎌倉の夏の風物詩として広く知られている「鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り」。
境内には、著名人が描いた幻想的なぼんぼりが並び、日が落ちると優しい明かりが灯されて風情たっぷりの光景が広がります。
2025年も例年通りの開催が期待され、屋台の出店や混雑状況など、気になる情報が盛りだくさん!
この記事では、ぼんぼり祭りの開催概要から屋台情報、アクセス方法や交通規制、そして見どころや歴史までをわかりやすく解説していきます。
鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り2025の開催概要
- 期間:2025年8月6日(水)~9日(土)の4日間
- 時間:9:00〜21:00(ぼんぼりへの灯りは日没後)
- 会場:鶴岡八幡宮 境内(神奈川県鎌倉市雪ノ下2‑1‑31)
- 入場料:無料
鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り2025の見どころ
このお祭りの最大の魅力は、なんといっても約400点にも及ぶ著名人による書画ぼんぼりの展示です。
芸能人や映画監督、文化人、スポーツ選手など、多彩なジャンルの著名人が描いた作品が並び、境内全体を幻想的な雰囲気に包み込みます。
過去には以下のような有名人の作品が展示されました。
- 三谷幸喜さん(脚本家・映画監督)
- 小栗旬さん(俳優)
- 中村獅童さん(歌舞伎俳優)
- 庵野秀明さん(映画監督『エヴァンゲリオン』)
日が落ちる18:30頃からライトアップされ、蝋燭の柔らかい光に照らされたぼんぼりはとてもロマンチック。
時間を忘れて見入ってしまうこと間違いなしです。
鎌倉の鶴岡八幡宮で行われているぼんぼり祭りを見てきました。
— るシード (@lceed2000) August 9, 2024
松井さんやZUNさんや庵野さん等など著名な方々の作品を楽しむことが出来ました。
天気は雷雨の予定だったので、昼間に楽しみました。
めちゃくちゃ暑かったです。 pic.twitter.com/Mx6nHKLpLF
鎌倉の夏の風物詩「ぼんぼり祭」
— うーさん@鎌倉の酒飲み🍶 (@rica0867) August 6, 2024
鎌倉に所縁のある文化人などの書画を雪洞に仕立て、鶴岡八幡宮の境内に飾り灯され幻想的な明かりに包まれます。
毎年揮毫されている庵野監督並びに折原みと先生の他に今年は現在放送中のアニメ「逃げ上手の若君」北条時行の雪洞も。#逃げ上手の若君#鎌倉 pic.twitter.com/pyBOTiyHzP
鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り2025の屋台出店情報
ぼんぼり祭りでは、鶴岡八幡宮の境内および参道沿いに例年10店舗前後の屋台が出店します。
屋台の種類は以下の通り:
- 綿菓子
- レモネード
- かき氷
- りんご飴
- 一筆書き
- お面販売
食事系の出店は少なく、どちらかといえばゲームやデザート系がメイン。
そのため、食事は周辺の鎌倉グルメで済ませ、屋台ではスイーツやお土産を楽しむのがオススメです。
- 屋台の営業時間(予想):9:00〜21:00
- 混雑時間帯:18:30以降がピーク
夕方以降は非常に混み合うため、屋台を楽しみたい方は日没前の早めの時間帯に訪れるとスムーズです。
鎌倉ぼんぼり祭りの初日に行ってきました!屋台の数は少なかったものの、行列がなくスムーズに購入することができました。舞殿では、雲龍さんとKNOBさんによる献笛奉納が行われており、厳かな雰囲気の中で非日常を味わうことができました。 pic.twitter.com/pXapqXZyfK
— りんご (@wakuwaku7272) August 7, 2024
鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り2025のアクセス
電車でのアクセス
- JR横須賀線・湘南新宿ライン「鎌倉駅」より徒歩10分
- 江ノ島電鉄「鎌倉駅」より徒歩10分
車でのアクセス
- 横浜横須賀道路「朝比奈IC」より鎌倉方面へ約5km
※土日・夕方は周辺道路が非常に混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されます。
鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り2025の駐車場
鶴岡八幡宮には専用駐車場(約40台)がありますが、例年すぐに満車になるため注意が必要です。
項目 | 内容 |
---|---|
普通車 利用時間 | 9:00〜19:30 |
大型バス 利用時間 | 9:00〜17:00 |
普通車 料金 | 最初の1時間600円、以後30分300円 |
大型バス 料金 | 最初の1時間2,000円、以後30分1,000円 |
満車の場合は、近隣のコインパーキングや鎌倉駅周辺のパーキングも検討しましょう。
できるだけ公共交通機関の利用を推奨します。
鶴岡八幡宮ぼんぼり祭り2025の混雑状況
混雑ピーク
- 18:30〜20:00が最大の混雑タイム
ぼんぼりが灯るこの時間帯は、参道も境内もすれ違うのが難しいほどの人出になります。
混雑を避けるには?
- 平日開催日の17:00前後に来場するのがベスト!
- 最終日の8月9日(土)は20時以降なら少し落ち着く可能性あり
- くもりや小雨の日は人が少なく、狙い目
鎌倉鶴岡八幡宮ぼんぼり祭りの歴史
この祭りが始まったのは、昭和13年(1938年)。
当時の鎌倉在住の文士たちが文化振興を目的に鶴岡八幡宮の参道にぼんぼりを掲げたことがきっかけです。
その後、昭和17年には源実朝の誕生日(8月9日)に「実朝祭」を行うようになり、現在では「夏越祭」「立秋祭」「実朝祭」の3日間にわたる祭礼がぼんぼり祭りの主軸となっています。
今では鎌倉文化を象徴する芸術と信仰の融合イベントとして、国内外から多くの来場者を集める夏の名物行事となりました。
まとめ
鎌倉鶴岡八幡宮のぼんぼり祭りは、ただの夏祭りではありません。
芸術と歴史、そして幻想的な夜の風景が調和する、まさに「鎌倉の真髄」を体感できる特別な時間です。
屋台は控えめながらも、夏の縁日らしい趣を味わうにはぴったり。
著名人のぼんぼり作品を見ながら、夏の夜の静けさと幻想に浸ってみてはいかがでしょうか。